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出版社内容情報
侍を演じることで被災地の役に立つ! 武将隊のオーディションに通った佐藤と南木は理想の仕事に就けたと思ったが、その歩みは順風満帆ではなかった。震災、隊のマネージャーの死、コロナ渦……。仙台・宮城観光のシンボル「奥州・仙台おもてなし集団伊達武将隊」の裏にあった若者の15年を紡いだ感動のノンフィクション。
【目次】
内容説明
仙台の「おもてなし武将隊」その15年間のあゆみ。
目次
プロローグ 仙台城跡
第一章 伊達武将隊、誕生!
第二章 伊達武将隊、始動!
第三章 いざ、出陣!
第四章 東日本大震災
第五章 伊達武将隊、ふたたび!
第六章 それからの日々
第七章 ともに前へ、未来へ!
エピローグ 仙台・青葉まつり
著者等紹介
佐々木ひとみ[ササキヒトミ]
茨城県生まれ。『ぼくとあいつのラストラン』(ポプラ社)で椋鳩十児童文学賞(映画「ゆずの葉ゆれて」原作)、『ぼくんちの震災日記』(新日本出版社)で児童ペン賞童話賞受賞。日本児童文学者協会理事、日本児童文芸家協会会員、全国児童文学同人誌連絡会「季節風」同人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kuragemaru
1
コスパを重視する人は「努力は無駄」と言うかもしれない。「一生懸命頑張るのは格好悪い」と言うかもしれない。仙台の「おもてなし武将隊」15年のあゆみを描いた本書は、そんな人たちに、手に取ってもらいたい一冊だ。辛いことも、悲しいことも、心が折れることもあった15年。それでも真摯に歩み続けるうち、いつか、仙台・宮城・東北に寄り添う気持ちは、受け入れられていった。続けるって、凄いことだなあ。「がんばれ」でも、「がんばろう」でもない、「ともに前へ」という言葉に、ちょっと泣きそう。2025/07/24