出版社内容情報
きこりの「きこ」さんは、キをそだてています。なえぎをやまにうえ、そだったキを、もくざいとしてだすいちねん。やましごとなかまと、たすけあってくさかりや、キのえだきり、たいふうがきたらあとしまつ。うつくしいこうようがすぎ、キをきりたおします。やましごとのあれこれを、たのしくつたえるおしごと絵本です。
内容説明
たすけあってなえぎをうえる。くさをかり、えだをきり、ひかりとかぜのとおりをよくする。えらんだキをきる。やまでキをそだてるしごとの1年を、たのしくつたえる絵本です。
著者等紹介
室井さと子[ムロイサトコ]
福島県に生まれる。デザイン会社を経てフリーのイラストレーターとなり、カレンダー、PR誌の表紙、本や雑誌の挿絵などを手がける。日本児童出版美術家連盟会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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なま
8
★4 きこりとは一体なにをしているのか?おはなし職業絵本。『のうかののふさん』とのつながりもあって楽しめる。第一次産業で鉱業や漁業の絵本も優しめであるといいな。50年くらいで苗木が切り倒しても良い大きさに成長する事や、切り倒す木に塩やお米を供えて儀式を行う等、やっぱり身近にいないからなかなかお目にかからないので様子がわかる。2025/06/09
たくさん
1
林業を伝えるというのに木こりっていうのは斧やのこぎりを使って、与作のように力仕事という感じだけれど今の時代、チェーンソーを使って、間伐をちゃんとして余りものも利用して頭をとても使う仕事になっているというのがよくわかる。自然の中で働きたいという人も増えてきている昨今そういう大人の想いを感じられる本でと思います。2025/04/24