出版社内容情報
貧富の格差、気候危機…。資本主義は本当に「自由」なのか? 共産主義と自由は相容れないのか? 「人間の自由」をキーワードに社会主義・共産主義の魅力を、若者との対話を通じて、やさしい言葉でスケール豊かに語る。『資本論』を導きにマルクスが探究した未来社会像を新たな角度から明らかに。知的刺激に満ちた一冊。
内容説明
民青「学生オンラインゼミ」の内容を収録。
目次
序論―資本主義はほんとうに「人間の自由」を保障しているか?(「社会主義・共産主義」のイメージが変わるお話になるということですが?;「資本主義」や「社会主義・共産主義」とは経済の話なのですか? ほか)
第一の角度―「利潤第一主義」からの自由(そもそも「利潤第一主義」とはどういうことでしょうか?;「利潤第一主義」は資本主義だけの現象なのですか? ほか)
第二の角度―「人間の自由で全面的な発展」(ここでの「自由」の意味は、第一の角度の「自由」とは違った意味ですね?;「人間の自由で全面的な発展」とはどういう意味かについて、お話しください ほか)
第三の角度―発達した資本主義国での巨大な可能性(「利潤第一主義」がもたらすのは害悪だけなのでしょうか?;資本主義の発展のもとでつくられ、未来社会に引き継がれるものをお話しください ほか)
当日寄せられた質問から(「生産手段の社会化」と協同組合との関係について知りたい;恐慌を起こさない資本主義がつくられる動きがあると聞きます;社会主義・共産主義に到達するために最も必要なものは何でしょうか?)
著者等紹介
志位和夫[シイカズオ]
1954年千葉県生まれ。現在日本共産党中央委員会議長、衆議院議員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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