出版社内容情報
プロジェクターなどの映像機器を手がける第一志望の会社に内定した植草雅弘。喜びもつかの間、入社後、飲み会の幹事を強要され、セクハラ被害により適応障害になる。復職が認められず、ワラにもすがる思いでユニオンに加入するが――。男性のセクハラ被害、現代労働争議の新しい地平を開く実話をもとにした待望の問題作。
内容説明
男性のセクハラ被害と闘い。実話をもとにした問題作!
著者等紹介
最上裕[モガミユウ]
1954年、香川県生まれ。NECでシステムエンジニアなどの業務に38年間従事。日本民主主義文学会会員。電機労働者ペンの会所属。支部誌『からむす』編集長。1997年「記念樹に向いて」民主文学支部誌・同人誌推薦作品優秀作。1997年「車椅子を押して」全労連文学賞佳作(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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