出版社内容情報
「自分はダメな人間」「私なんて死んだ方がマシ」……学校や職場でつらい思いを抱えている人の声を聞き、生きるサポートをしてきた著者。その経験から、子育てや若者の心にどう向き合うかを考えます。病気になってあらためて向き合った自分自身のことにもふれつつ、自己肯定感をどう育みどう生きるか、示唆深く説いた一冊!
内容説明
自己肯定感って何?子育てや若い世代に向き合う人にもヒント!
目次
第1章 「あるがままの自分でいて大丈夫」と思える時(評価ではなく愛でふくらむもの、自己肯定感;いのちの実物は「いま・ここ」を生きている;「虐待」という親子の関係;埋め込まれる「地雷」と若者の傷つきやすさ)
第2章 自我といのち―「自分」の二つの側面(悩みの根底にあるものと自我;「大きないのち」とわたしたち)
第3章 自分を大切に生きること(「自分を生きる」こと、他者との関係;ケアする動物として他者に向き合う)
著者等紹介
高垣忠一郎[タカガキチュウイチロウ]
心理臨床家。1944年高知県生まれ。1968年京都大学教育学部卒業。専攻は臨床心理学。京都大学助手、大阪電気通信大学教授、立命館大学大学院教授などを歴任(2014年3月退職)。登校拒否・不登校問題全国連絡会世話人代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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