出版社内容情報
減り始めた日本の総人口。社会保障や労働政策などに影響を与え、国の「対策」が国民生活に害悪をもたらす現実も。このままいくとどうなる? 人口変動と唯物史観との関係を含め、スケール大きく人間と社会の今後を探求しました。人口問題へのマルクスの言及はもちろん、ケインズや新自由主義派の学説も研究した労作です。
内容説明
山積する問題に科学的社会主義の立場で挑む。
目次
第1部 現代の人口問題―分析と課題(現代日本の人口問題;現代世界の人口問題)
第2部 人口問題と科学的社会主義(人口問題と唯物史観;人口問題と経済学;人口政策の考え方)
第3部 人口学説史(マルクス、エンゲルスと人口問題;J・M・ケインズと人口問題;G・S・ベッカーの人口理論)
著者等紹介
友寄英隆[トモヨリヒデタカ]
1942年、沖縄県生まれ。労働者教育協会理事。一橋大学経済学部卒業、同大学院修士課程修了。日本共産党中央委員、「しんぶん赤旗」編集委員、同経済部長、月刊誌『経済』(新日本出版社)編集長などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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