出版社内容情報
いつかは高齢により身体が動かなくなる。そんな時、どのように自分らしい生活を続けていくことができるのか。「なんとかなる」では済まされない、在宅・地域・施設において、知るべき仕組みと現状を知り、問題がなぜ起こるのか、今何を知り、いかに生きるべきかを本書は訴える。実態を具体的に検証してきた現場からの告発。
内容説明
つくられた「職なし・貯金くずし・低年金」の三重苦。
目次
第1章 「人生百年時代」という政府の虚構(いのちの証言;老いることで貧しくなる国、日本)
第2章 地域・在宅・施設―いま知っておかないといけないこと(介護保険二〇年、施設は「生活の場」になっているのか;「制度の狭間」問題にみる行政不在の実態;「介護難民」の実相)
第3章 老後を自己責任にしない考え方(日本における高齢世帯の貧困とは;「おひとりさま」は生き方の問題なのか;高齢者の生き方についての一断章)
著者等紹介
石田一紀[イシダカズキ]
1951年広島県生まれ。保健福祉学博士。立命館大学産業社会学部卒業、日本福祉大学大学院修了。医療ソーシャルワーカーを経て、長野大学教授、京都女子大学教授、大阪健康福祉短期大学特任教授
新井康友[アライヤストモ]
1973年大阪府生まれ。佛教大学社会福祉学部准教授。佛教大学社会学部社会福祉学科卒業、立命館大学大学院社会学研究科博士後期課程満期退学。特別養護老人ホームで介護職員・生活相談員、訪問介護事業所でホームヘルパーとして勤務
矢部広明[ヤベヒロアキ]
1938年東京都生まれ。全国老人福祉問題研究会副会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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