目次
1 「ひきこもり」状態をどう理解するか(家族、当事者の事例から;当事者の苦しみを考え、ありのままの姿を受け容れる;「八〇五〇問題」)
2 「当事者が元気になる」支援の実例から(当事者が考え実行する活動を第一に;当事者による自助グループの力;ひきこもり、人として生きるための協同)
3 支援に必要ないくつかの観点(ひきこもりと精神科医療;自殺に至るような深刻な事例と予防を探る;ひきこもりは日本に多いか―外国人観光客対象の意識調査から;ひきこもり家族のいる高齢者)
著者等紹介
高井逸史[タカイイツシ]
1965年生まれ、大阪経済大学人間科学部教授、博士(学術)
藤本文朗[フジモトブンロウ]
1935年生まれ、滋賀大学名誉教授。博士(教育学)。全国障害者問題研究会顧問。著書多数
森下博[モリシタヒロシ]
1943年生まれ、元大阪健康福祉短期大学教授
石井守[イシイマモル]
1938年生まれ。高校や中学の教師を経て、NPO法人「社会的」ひきこもり・若者支援近畿交流会代表理事、社会福祉法人つむぎ福祉会理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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明るい表通りで🎶
11
飛騨市図書館情報。元気に生きる。ひとは、元気のときもあれば、病気のときや、そうではないく、元気がないときもある。ひとは、やすむ権利がある。2024/03/06
Go Extreme
3
「ひきこもり」状態をどう理解するか:家族、当事者の事例から 当事者の苦しみを考え、ありのままの姿を受け容れる 「八〇五〇問題」 「当事者が元気になる」支援の実例から:当事者が考え実行する活動を第一に 当事者による自助グループの力 ひきこもり、人として生きるための協同 支援に必要ないくつかの観点:ひきこもりと精神科医療 自殺に至るような深刻な事例と予防を探る ひきこもりは日本に多いか―外国人観光客対象の意識調査から ひきこもり家族のいる高齢者2021/07/22
昌也
2
あまり見ない本。再読2022/02/06
しゅんぺい(笑)
2
ちょっと間延びしてもーて、まとめて読めへんかったのが心残り。また読む。2021/07/22
滝原夏希
1
姻族に該当者がいる関係でこういった分野の本はひと通りよみあさっている。 ちょっとこの本がほかのと毛色が違うと感じたのは、がむしゃらに該当者やその家族を鼓舞するような内容ではなくひきこもっててもいいよと受容しているところである。外に出れないなら出なくていい働けないなら働かなくていい、そこが出発点であるところが新しいと感じた。 2010年オックスフォード英和辞典に「hikikomori」が英語として認定された。欧米にはそういう概念がないそうだ。いないわけでもないが、本人も家族も問題視していない、この違いは何だ2021/10/04
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