内容説明
ようかいじいちゃんのだいこうぶつは、イワナとまっ白なにぎりめし。「ようかいじいちゃん、いただきまーす」
著者等紹介
最上一平[モガミイッペイ]
1957年山形県生まれ。『銀のうさぎ』で日本児童文学者協会新人賞、『ぬくい山のきつね』(ともに新日本出版社)で日本児童文学者協会賞、新美南吉児童文学賞、『じぶんの木』(岩崎書店)でひろすけ童話賞、『たぬきの花よめ道中』(岩崎書店)で日本絵本賞受賞。作品多数
種村有希子[タネムラユキコ]
1983年北海道生まれ。多摩美術大学美術学部絵画学科卒業。『きいのいえで』(講談社)で第34回講談社絵本新人賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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遠い日
5
シリーズ2。夏休み、ようかいばあちゃんの家にお泊りにきたすみれちゃん。ちゃんと大地ふみも忘れずに、山の神様、大地の神様にご挨拶。時はお盆とあって、亡きひいじいちゃんの魂を迎えていると言うようかいばあちゃん。会ったことはないけれど、それじゃあようかいじいちゃんだ!と喜ぶすみれちゃん。子どものピュアな心は、見えないものにもビビッドに反応する。ようかいばあちゃんの素潜りのシーンはどきりとさせられるが、年季の入った技にはキレがある。お盆という不思議な時間、すみれちゃんの心にしっかりと刻まれたはず。2022/02/09
そうさん
3
7歳。半分以上読んだけれども、途中で断念。話が淡々としているからか、飽きてしまったらしい。ばあちゃんの話し方がおそらく北関東のものだなぁと思ったので、せっかくそこはうまく読もうと気合いを入れていたのに。2021/10/29
スパナ
0
すみれちゃんは夏休みに、ようかいばあちゃんの家に泊まりにいく。このおばあちゃん、本当に妖怪なのではありません。白髪の頭、シワシワの顔、そして自然や先祖を敬い生きるばあちゃんが、すみれちゃんにとっては妖怪のように感じるということらしい。 確かに、子どもにとって、自分の小さな枠を超えた存在であるお年寄りは妖怪のようなものかも。うちのばあちゃんもそうだったな。2021/10/15
かん
0
👀2021/10/03