杉原千畝とコルベ神父―生命をみつめる

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杉原千畝とコルベ神父―生命をみつめる

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  • サイズ 46判/ページ数 224p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784406065931
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C8022

内容説明

ユダヤ人救出のため、命令に背き命のビザを発行した日本の外交官を、体験者の証言で紹介する『生命をみつめる杉原領事とレーロチカのパン』。友の身代りに処刑され、「アウシュビッツの聖人」と呼ばれる神父の物語『コルベ神父―優しさと強さと』。ナチスの狂気の戦争に抗う2作品を収録。

目次

生命をみつめる 杉原領事とレーロチカのパン(プロローグ;鎌倉に杉原夫人を訪ねる;ビリニュスに着いた;カウナスの収容所にて;私は二〇歳の女子学生だった;旧レニングラード(サンクトペテルブルグ)の悲劇の少女
レーロチカの形見のパン)
コルベ神父―優しさと強さと(コルベ神父1;コルベ神父2;コルベ神父3;コルベ神父4;エピローグ 一九八二年夏、長崎にて)

著者等紹介

早乙女勝元[サオトメカツモト]
1932年東京生まれ。作家、東京大空襲・戦災資料センター名誉館長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

trazom

100
若い世代に、杉原千畝さんの偉業、レニングラード攻防戦の悲惨、コルベ神父の生き様を知らせようと書かれている。著者は、カウナス、レニングラード、アウシュビッツ、長崎を訪問し、現地での思いを切々と綴っている。コルベ神父の収容所での最期が、会話文を創作して表現されているが、それでも「なぜ身代わりに?」という究極の問いに答えは見つからない。「優の字は人偏に憂う。人を憂う気持ちこそが優しさ」「コルベ神父は、人が優しくあるためには、いささかの強さが勇気が必要なのだと、その生涯をかけて静かに物語っている」と結ばれている。2021/09/14

読生

2
https://booklog.jp/users/toutoyo/archives/1/44060659382022/07/28

林芳

0
わかりやすく書かれています。そして「私も知らないことを学びたい。みんなで学び考えましょう。」というスタンスで書かれています。2023/05/20

神谷孝信

0
大変興味のある杉原千畝氏にまつわる話しや、アウシュビッツでのコルベ神父の行為等、感慨深い内容であった。32021/08/01

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