内容説明
いのちはめぐり、かがやく。ひとりぼっちのねずみくんと、めっぽうげんきなはくさいぼうやの、ちいさなものがたり。『心にひびくおはなし 低・中学年編』(日本児童文芸家協会編・学研プラス)所収の「はちまきはくさいとねずみくんのお話」(第16回家の光童話賞優秀賞受賞)を加筆改稿。
著者等紹介
堀米薫[ホリゴメカオル]
『チョコレートと青い空』(そうえん社)で日本児童文芸家協会新人賞、『あきらめないことにしたの』(新日本出版社)で児童ペン大賞受賞。日本児童文芸家協会会員
こがしわかおり[コガシワカオリ]
小柏香。作品に『パンフルートになった木』(少年写真新聞社)、『おうちずきん』『チキン!』(文研出版)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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anne@灯れ松明の火
18
遠い方の新着棚で。表紙に惹かれて。堀米さん初読み。白菜が主人公とはおもしろい設定! 芽生えた白菜が、ねずみに「ともだちに なってくれる?」と呼びかけ、ふたりは仲良しに。初めて見るもの、聞くものの話をするはくさいぼうやに、ねずみくんもワクワク。植物と動物の友情物語に、どんな結末をつけるのか、気になった。切ないけれど、前向きなラストだった。優しく、やわらかい絵は、こがしわかおりさん。2021/08/22
遠い日
6
ねずみくんシリーズ1。白菜坊やと友だちになったねずみくん。仲よしがどんどん深まっていって、離れられなくなるふたり。白菜坊やの成長が目覚ましく、立派な玉に巻いた姿が力強い。お百姓が種を取るために残した白菜坊や(もうこの時には坊やではありませんでしたが)の命についてのことばが胸に響きます。堀米薫さんらしい、土の匂いのする物語でした。2025/03/15
2時ママ
1
次女 小6 ひとり読み。2022/08/13
なおき
0
親子みたい2024/06/08