沖縄戦の戦争遺品

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沖縄戦の戦争遺品

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  • サイズ B5判/ページ数 96p/高さ 17X19cm
  • 商品コード 9784406065610
  • NDC分類 210.75
  • Cコード C0072

著者等紹介

豊里友行[トヨザトトモユキ]
俳人、写真家。1976年、沖縄県生まれ。1995年、沖縄県立コザ高等学校卒業。1999年、日本写真芸術専門学校(樋口健二ゼミ)卒業。沖縄に帰郷し、写真活動をスタート。「天荒俳句集」第1回、第6回、第7回受賞。第37回沖縄タイムス芸術選賞奨励賞(文学部門・俳句)受賞。2017年、写真集『オキナワンブルー―抗う海と集魂の唄』(未来社)によりフォトシティさがみはら2017・プロの部「さがみはら写真新人奨励賞」を受賞。現在、沖縄市文化協会写真部部長、「月と太陽」俳句会代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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とよぽん

52
火炎放射でガラスの瓶や注射器がクネクネゆがんでいる。被弾して穴があいた水筒、軍靴、軍刀、防毒面、手榴弾、人骨、入れ歯、万年筆、印鑑、火炎放射で焼かれたカマボコの缶詰、針のない懐中時計、・・・。どれもこれも圧倒された。これらを収集してきたのは、国吉勇さん。1950年代に遺骨収集を始めて、遺族の元へ返す活動をするようになった。1939年生まれ。2016年2月に収集を引退するまで60年以上も! 今も沖縄の海に眠っている遺骨があるのに、米軍基地移設のために工事を進める日本政府。2021/08/26

ベーグルグル (感想、本登録のみ)

44
この戦争遺品の数々は国吉勇さんが、1950年代より沖縄における遺骨収集をし、遺族の元へ帰す活動をしたものの一部である。2016年2月に足腰の負担を感じ引退するまでは60年以上も活動をされていた。戦後70年以上も経っているのに、こんなにも遺骨や遺品が残っている事に加え、2016年に「戦没者遺骨収集推進法」が制定したが予算は少額で、実際に現場で遺骨収集をしているのは個人である事に驚いた。そして、まだ遺骨が埋まっている可能性のある土を、米軍基地建設の埋め立てに使おうとしている事にも憤りを隠せない。2021/09/15

かおりんご

36
写真集。読み友さんの感想から。淡々と沖縄戦の戦争遺品が並んでいる。どんなものが、どこのガマから、いつ見つかったのか、それだけが記録されている。かつての持ち主に想いを馳せると、胸がギューっと締め付けられる思いがする。特に、火炎放射器が使用されたガマの遺品は、見ていて辛い。そこまでしなきゃならなかったのかと、思ってしまう。これを、個人が遺骨収集とともに行ってきたことにも驚いた。高学年くらいから。2021/08/31

更紗蝦

33
国吉勇氏が沖縄戦犠牲者の遺骨収集活動をする中で遺骨とともに収集してきた戦争遺品を写した写真がメインとなっていますが、写真家の豊里友行氏による解説と共に掲載されている国吉氏のポートレートからは、遺骨収集活動の過酷さが伝わってきます。戦争遺品の写真を見るだけでなく、解説も読み込むことによって、「この本のテーマを“遺骨収集活動の成果”としてだけで捉えてほしくはない」というメッセージを感じ取ることができます。2021/05/12

たまきら

30
新刊コーナーから。どこも見逃さないような細部まで見ることのできる写真からは、静謐な気がにじみ出てくるようです。遺品の収集を続けてこられた国吉さんの肖像からも同じ空気が感じられ、この方にも撮影した人にも会いたいと思いました。早速沖縄でアートプロデューサーをしている友人に連絡したら、やっぱりお知り合いとのこと。次回沖縄に行く際はぜひお会いしたいです。出会えてよかった。2021/05/26

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