メディア支配―その歴史と構造

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メディア支配―その歴史と構造

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  • サイズ 46判/ページ数 155p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784406065603
  • NDC分類 070.21
  • Cコード C0036

内容説明

政権に同調的なマスメディアはこうして作られた。

目次

1 戦後メディアの再編成とは(メディアの再編成―全国紙を頂点としたピラミッド型;世論操作機関「日本広報センター」;“制作分離”とプロダクション化の波;せめぎあい、そして…)
2 新聞とテレビの系列一本化(東西のネット組みかえと三つ巴の「力学」;ジャーナリズムの変質と劣化;小選挙区制とメディアの犯罪;椿発言問題)
3 裏切られた公共ライブラリーと独立行政委員会構想(ライブラリー運動の旗揚げ;推進に水差す「映像産業育成構想」;生かせなかった「独立行政委員会構想」)
4 政権のメディア支配に抗して(NHK会長公選制のとりくみ;安倍政権によるメディア支配の強まり;放送法の取り締まり法化を阻止)

著者等紹介

松田浩[マツダヒロシ]
1929~2020年(11月3日死去)。1953年東北大学経済学部卒業。日本経済新聞社入社、編集委員を経て、立命館大学教授、関東学院大学教授を歴任。メディア総合研究所研究員。著書に『ドキュメント放送戦後史1・2』(1980‐81年、双柿舎、1でJCJ奨励賞受賞)、『講座現代ジャーナリズム(3)―放送』(共編著、1973年、時事通信社)、『知られざる放送』(共同筆名・波野拓郎、1966年、現代書房、JCJ奨励賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たつや

6
フジテレビの問題をきっかけに、手にしたが、凄く面白く、引き込まれた。戦後メディアの再編成、新聞とテレビ等、知らないことだらけ、放送法の仕組み。勉強になった。2025/02/11

スターライト

6
リップマンの『世論』を読むと、その中で果たすマスメディア(リップマンの関心は新聞だったが)の役割を考えさせられ、その方面での本を探してこちらに突き当たった。本書によると、放送への政府の”介入”は1952年の電波監理委員会の廃止を起点とし、1967年のUHFテレビ局の大量免許によってテレビに対する威嚇や牽制の「切り札」(再免許拒否)を持ちつつ、外部機関を使いながら「弾圧」「操作」へと推移したという。マスコミ自身もそれに引きずられながらも、著者らをはじめとした良識ある人々の創意的な取り組みには感心した。2021/06/11

Go Extreme

3
戦後メディアの再編成:メディアの再編成―全国紙を頂点としたピラミッド型 世論操作機関・日本広報センター 制作分離とプロダクション化の波 新聞とテレビの系列一本化:東西のネット組みかえと三つ巴の力学 ジャーナリズムの変質と劣化 小選挙区制とメディアの犯罪 椿発言問題 裏切られた公共ライブラリーと独立行政委員会構想:ライブラリー運動の旗揚げ 推進に水差す映像産業育成構想 独立行政委員会構想 政権のメディア支配に抗して:NHK会長公選制のとりくみ 安倍政権によるメディア支配の強まり 放送法の取り締まり法化を阻止2021/04/15

小鳥遊 和

2
フジテレビの長時間会見を巡る動きを見て再読。著者は日経出身だが新日本出版社だけに赤旗の引用で始まる。立場にかかわらず、新聞社とTV局の系列化が、与党の指導の下で違法な手段で行われた点は動かない(目的がメディア支配か情報産業政策かは議論が残る)。メディアは小選挙区制を含む「選挙改革」を推進する「神話」を量産、政府側からは特定出演者への「偏向」キャンペーン、果ては「停波」の脅し。放送のアーカイブ作りほか著者らメディア労働者が権力と闘った過程を描くが、「政府の道具としてのTV」成立史としても読めてしまう。 2025/02/05

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