内容説明
古いビルのエレベーター。一人で乗っていると、ときどき不安になる…。
著者等紹介
有田奈央[アリタナオ]
1979年福岡県生まれ。絵本作家。デビュー作『おっぱいちゃん』(ポプラ社)で第24回けんぶち絵本の里アルパカ賞受賞
大野隆介[オオノリュウスケ]
1970年東京都生まれ。グラフィックデザイナー、絵本作家。装丁家の辻村益朗氏に師事し、デザインを学ぶ。絵本、書籍などの装丁デザインを数多く手がける。絵本作品『夜の神社の森のなか』で第50回造本装幀コンクール日本書籍出版協会理事長賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
195
先日の「空き家」に続いて「ゾッとする怪談えほん」シリーズ2作目です。今回のテーマは「エレベーター」、もっと怖くできそうですが、そんなにゾッとしません。子供向きに少し抑えているのでしょうか? https://ameblo.jp/nao-arita/entry-12669900353.html2021/06/24
KAZOO
115
久しぶりに怖い本を図書館から借りてきました。有田さんの絵は以前にもかなり印象的でしたが、今回も本人以外誰もいないエレベーターのイメージがよく出ています。最近は新しいビルばかりでこのような建物は少なくなりましたが、むかしはけっこう古びた人が少ない建物でエレベーターも旧式のものがあり止まるときにガタンと言ったりするものがありました。その怖さがよく出ているという気がしました。2022/08/17
Nyah
63
古いエレベーターって怖い。動く個室、何があるかわかりませんね。/どこかで、扉を閉める前に内側の網みたいな籠みたいなところを閉めてからという「いつの?」「ホントに乗って平気?」とビビりながら乗った事を思い出しました。2022/02/23
yomineko@ヴィタリにゃん
60
エレベーターって、この本を読むまでは楽しいものだと思っていた😨😨😨😨😨😨読まなきゃ良かったかも???2024/02/28
よこたん
52
“ぼくは、一人で 乗っていると、ときどき 不安に なる。” あの箱状のものが、すぅ〜っと上がったり下ったりするのは、本当に落ち着かなくて、足元が気持ち悪くて、私も苦手。なんか空気も煮詰まっているような気がする。ちょっとした異空間であることは間違いない。昔、働いていたビルのエレベーターがとても嫌な感じだった。けれど、階段は途中からむき出しの外階段になり、高所恐怖症にはハードルが高く、仕方なく乗っていた。エレベーターの中の鏡もこわい。知らない人と乗り合わせるのも、一人きりで乗るのもどっちも嫌。乗りたくない…。2021/10/04
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