内容説明
面白すぎる!「文学×おカネ」の異色対話。
目次
1 漱石・百〓の珍問答が映すカネとヒト―小森陽一×浜矩子(漱石先生から借金する弟子・百〓;借金は人を「信用」する行為(である場合も)
『道草』の中のカネ、質屋の話
高利貸しと質屋の違いは人間関係の違い
百〓に学ぶ通貨論とダークな漱石先生 ほか)
2 二人の時代と「コロナの時代」(漱石文学の中の感染症(小森陽一)
新「出エジプト記」―我らは熱夢から出でて共に生きる世界に旅立てるか(浜矩子))
著者等紹介
小森陽一[コモリヨウイチ]
東京大学名誉教授、文芸評論家。「九条の会」事務局長。1953年東京生まれ。北海道大学大学院文学研究科国語国文学専攻博士後期課程退学
浜矩子[ハマノリコ]
同志社大学大学院ビジネス研究科専門職学位課程教授。エコノミスト。1952年東京生まれ。一橋大学経済学部卒業。75年三菱総合研究所入社、同英国駐在員事務所初代所長、同政策・経済研究センター主席研究員などを経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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