内容説明
未曾有の災害と原爆事故で深く傷ついたフクシマ。その一人ひとりの肉声を「南相馬」を定点に書き綴る。
目次
2011年
あれから1年が過ぎて
祭りは復活したけれど…
「仮設病」
宮ちゃんの海、ヨシさんの山
引き裂かれたコミュニティ
五感を研ぎ澄ませて聴く
また3月が巡り来る
ペットが居ればこそ
パチンコ屋に行くことが…〔ほか〕
著者等紹介
渡辺一枝[ワタナベイチエ]
1945年1月、ハルビンで生まれ翌年秋に母と共に日本に引き揚げる。1987年3月までの18年間、東京近郊の保育園、障害児施設で保育士を務め、退職の翌日に初めてのチベット行に出かけて、その後に作家活動に入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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