内容説明
各地で問題の「小中一貫校」化を父母、住民、教師らの共同でストップ!なぜ反対し、なぜ行政を止めることができたのか。つくば市教育長も寄稿。
目次
第1部 小中一貫校はどうなっているか(小中一貫校づくりと学校統廃合をめぐる全国の動き)
第2部 保護者、住民、教師が小中一貫化を止めた(学校はコミュニティの中心―保護者、子どもも立ち上がり白紙撤回 兵庫県川西市;「統合はデメリットの方が多い」と凍結状態に―「親ネット」の活動から 大阪府枚方市;強引な教育委員会に反発―PTA有志含む住民世論で議会でも逆転劇 福井県大野市;子どもの現状をとらえてこそ―市民参加で小中一貫校化を止めた 東京都武蔵野市 ほか)
第3部 小中一貫校化した現場の実態(一貫校の子どもたち、教師たちの実際;小中一貫教育の後遺症を正す―つくば市教育長の立場から)
第4部 小規模校を守る(小規模教育、複式学級の教育的意義;魅力ある学校、「地域の学校」―署名で統合凍結に 高知県四万十市;「なぜ複式学級解消か」を示せない行政とのたたかい―保護者と地域の共同の力 広島県庄原市 ほか)
著者等紹介
山本由美[ヤマモトユミ]
和光大学教授。東京自治問題研究所理事長。教育行政学、教育制度を専攻。横浜国立大学教育学部教育学科、東京大学大学院教育学研究科教育行政学専攻修士課程修了、同博士課程満期退学。工学院大学非常勤講師、ボストン日本語学校中学部教員などを経て浦和大学短期大学部准教授、東京田中短期大学こども学科准教授、2010年度から現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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