内容説明
本音に向き合い、育ちゆく子どもたちを信じる。暴言、暴力が飛び交う学童に飛び込んだ著者が、言葉や行動にこめられた子どもたちの求めるものを見つめ、解き放つ関わりを探ります。
目次
1章 暴言という挑戦状(学童クラブで出会った子どもたち;ステキなおばあちゃんになりたい ほか)
2章 指導員集団づくりと集団のちから(子ども観を指導員で共有する;子どもの成長が見える月 ほか)
3章 地域とつながり、親と教師が一緒に考える(親も心配事をかかえている;「やめさせます」爆弾宣言をどう引き受けるか ほか)
4章 遊びをつくり、芸術を楽しむ(同じ釜の飯を食う夏休み;本ものの芸術を子どもたちに ほか)
5章 子どもの暴言・暴力を「意見表明(権)」につなぐ―子ども把握・子ども理解の基本視点をめぐって(石田実践との出会い;学童保育とは―その歴史と現状 ほか)
著者等紹介
石田かづ子[イシダカズコ]
1949年、千葉県山武市生まれ。元学童保育指導員・元養護教諭。千葉県内千葉市を中心に小学校・中学校の養護教諭として勤務。全国養護教諭サークル協議会に加盟(1973年に千葉えだまめサークルをたちあげる)。全国養護教諭サークル協議会研究推進委員(健康認識を育てる分科会)を担当。機関誌『保健室』の編集に携わった。定年退職後、学童保育指導員・放課後等児童デイ支援員として、再度子どもに向き合う
増山均[マシヤマヒトシ]
1948年、栃木県宇都宮市生まれ。専門は教育学、社会福祉学。東京教育大学文学部哲学科、東京都立大学人文科学研究科大学院を経て、日本福祉大学、早稲田大学教授。現在、早稲田大学名誉教授。日本子どもを守る会副会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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