内容説明
アジアの森で、動物が教えてくれたこと。
著者等紹介
藤原幸一[フジワラコウイチ]
秋田県生まれ。日本とオーストラリアの大学・大学院で生物学を専攻し、現在は、野生生物の生態や環境問題に視点をおいた生物ジャーナリストとして世界中で取材を続けている。ネイチャーズ・プラネット代表。学習院女子大学・特別総合科目「環境問題」講師。主な著書に『ペンギンかぞくとおそろしい山』(第29回読書感想画中央コンクール指定図書、アリス館)、『ヒートアイランドの虫たち』(第47回夏休みの本、あかね書房)、『ガラパゴスに木を植える』(第26回読書感想画中央コンクール指定図書、岩崎書店)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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うー(今年も遅くなります)
5
動物が近づこうとしない植物を観察し、動物が食べるものを人間も食べ、健康作りの知識を 動物から得てきた。 実り多き森、以前は『地球の肺』と呼ばれていた原生林を壊したのは人間。【めぐみの森】のタイトルに胸が締め付けられる。
Midori Matsuoka
2
人の手が入らず、ありのままの自然が残る原生林とそこに暮らす原住民族。美しい自然とともにある生き物たち。生き物たちの知恵を授かって生きる人間たち。 美しい写真と自然への敬意が感じられる。 みやすい写真と言葉は読み聞かせにも向いていると思う。 作者である藤原幸一さんのあとがきが胸を打つ。自然破壊を目の当たりにした写真絵本やノンフィクション作品を長く手がけている藤原さんは貴重な存在だ。2019/07/03
たくさん
0
実や果物や動物など一緒に暮らすって色鮮やかな世界なんだなって思った。 2019/06/29