出発―から草もようが行く

個数:
  • ポイントキャンペーン

出発―から草もようが行く

  • 提携先に2冊在庫がございます。(2025年08月05日 17時00分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B5判/ページ数 32p/高さ 19X22cm
  • 商品コード 9784406062411
  • NDC分類 E
  • Cコード C8793

内容説明

1945年、秋。こうしてぼくは出発した…。歩いて…歩いて…。歩いて…歩いて…。浩は、リヤカーを引きつづけました―。東京の町をとおりぬけて、M市めざして―。

著者等紹介

小泉るみ子[コイズミルミコ]
1950年、北海道生まれ。早稲田大学文学部卒業。絵本、挿画など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

♪みどりpiyopiyo♪

34
…きびしい訓練を重ねてきたのに、きょうからは生きろといわれても、どう生きたらいいんだ…。浩の心は、深くふかく迷っていたのです… ■再生の物語を読みました。74年前の ちょうど今頃でしょうか。この頃は、国中が深くふかく迷っていたのでしょう。■ようやく秋めいてきた日の早朝、浩は出発しました。町で、多くの人々と言葉を交わし、少しずつ 少しずつ… 子供にも大人にも感じるものがある絵本だと思いますが、特に、浩と同世代の10代の子たちに読ませてあげたい物語でした。(2018年)(→続2019/08/27

とよぽん

23
予科練で敗戦を迎えた主人公。戦争の後、生き残った人たちの一歩一歩が見える物語だった。この本も、実話をもとにした作品。小泉るみ子さんの、何としてもこれを伝えていきたいという思いが1冊に結実した。そして、最後の夕暮れの場面に泣けてきた。「あとがき」も。から草もようは慶事、幸せを表すめでたい模様。2019/12/02

ヒラP@ehon.gohon

20
国のために死ぬことを教育された青年が、その呪縛から解き放されたときに、生きるということは後ろめたさであり、掴み所のない不安な世界だったということは、悲しいほどに伝わってきました。 そんな心を開いてくれたのが姉の結婚であり、嫁入り道具を運ぶために品川から松戸までリヤカーを引いたことだったということは、とても象徴的です。 人の幸せを考えること、戦争のこと以外に労働を見つけたこと、きっとトラウマから解き放される行程なのですね。 唐草模様の大風呂敷も意味深く感じました。 2018/09/13

ヒラP@ehon.gohon

14
【再読】大人のための絵本2022/08/01

絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

12
「お国のために立派に死んでこい」と厳しい訓練を受けていた浩、しかし終戦で自分が生きていたことを責めてしまいます。ぬけがらのようになった浩ですが、姉の結婚が決まり花嫁道具を嫁ぎ先にまでリアカーで運ぶ浩に…。戦争は無事に生きていても、心から喜べず、自分だけが生きていて良いのか?と責めてしまう悲しい思いをするのですね。2020/09/07

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12879615
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品