内容説明
ダウン症の書家・金澤翔子さんが生み出す“魂の書”。それは見る人の心に優しく寄り添い、躍動感を持って「愛」と「命」を訴えかけます。胸を打つ作品27点のほか、翔子さんの一人暮らしを見守る母・泰子さんの書き下ろしエッセイも収録。
目次
歩
一
天使
空
月
風神雷神
冴
みすゞと翔子
光明
大光〔ほか〕
著者等紹介
金澤翔子[カナザワショウコ]
書家。1985年東京都生まれ。1990年より母・泰子に師事し、書道を始める。2005年、銀座書廊において、初の個展「翔子 書の世界」を開催。2015年、ニューヨーク・国連本部での「世界ダウン症の日記念会議」において日本代表としてスピーチ。日本福祉大学客員准教授
金澤泰子[カナザワヤスコ]
金澤翔子の母。1943年生まれ。明治大学卒業。書家の柳田泰雲・泰山に師事。1990年、東京・大田区に「久が原書道教室」を開設。東京芸術大学評議員。日本福祉大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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それいゆ
48
京都・建仁寺で見た金澤翔子さんの「風神雷神」に圧倒されました。彼女の代表作でしょう!この書は、俵屋宗達が描いた「風神」と「雷神」と同じ位置に「風神」と「雷神」が揮毫されています。それをねらって書いたのでしょうか?書の基本となる字は「一」なのでしょうか?迫力ある翔子さんの「一」、自分も真似でいいから同じような「一」をしたためてみたいものです。2018/01/09
希望 のぞみ*♪
15
【図書館本】 以前、私の地域の美術館で金澤翔子さんの書を生で見て感動しました。 この本は2017年に発行されていて、現在は自立して1人暮らしをして頑張っているらしいです💓 翔子さんの純粋さ、ひたむきさには、とても元気をもらいます。 愛、心など目には見えなくても大切なものが、たくさんあることを教えてくれました。2019/03/16
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