内容説明
有限な寿命を科学的に解き明かす。
目次
第1章 病気と進化―ダーウィン医学
第2章 感染症と免疫系
第3章 病気と遺伝子
第4章 ガンと遺伝子
第5章 心の病
第6章 老化のしくみ
第7章 寿命の生物学
第8章 いかに生きるか
著者等紹介
若原正己[ワカハラマサミ]
1943年、北海道生まれ。北海道大学理学部卒、同大学院理学研究科博士課程修了、理学博士。1970年から北海道大学理学部で研究・教育に従事。両生類の実験発生学が専門で、主な研究テーマは「遺伝子発現に及ぼす環境因子の影響」。2007年に北海道大学を定年退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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丘野詩果
3
とてもわかりやすい。人間は進化と共に失うものもあり、二本足で歩くようになったために道具を使えるようになったけれど、骨盤が横に広がり、他の動物のように自分ひとりで出産ができなくなった。2017/09/29
Go Extreme
1
病気と進化: ダーウィン医学 直立二足歩行―プレゼント仮説 血糖維持 巨大脳のデメリットー脳血栓・脳梗塞 ヒトの通年生殖→ガン 感染症と免疫系: ウィリスは増殖するが生殖はしない 病気と遺伝子: 遺伝子多型と遺伝子疾患 ガンと遺伝子: がん遺伝子とがん抑制遺伝子 遺伝子変異の積み重ね 心の病: 正常と異常 氏か育ちか→氏も育ちも 遺伝子決定論の系譜 BDNF 老化のしくみ: 細胞分裂の限界と幹細胞 寿命の生物学: サーチュイン遺伝子 いかに生きるか: フレンチ・パラドックス ランナーズ・ハイ 老いを生きる2017/09/17
mikipink
0
わかりやすく面白かった!人の進化と病気については、なるほどー!