内容説明
学は、「あぐり☆サイエンスクラブ員募集」のチラシをひろう。「野外活動。合宿あり」―おもしろいことが待っていそうな予感!農業は科学。田んぼはミラクルワールドだ!
著者等紹介
堀米薫[ホリゴメカオル]
福島県生まれ。岩手大学大学院卒業。『チョコレートと青い空』(そうえん社)で日本児童文芸家協会新人賞、『あきらめないことにしたの』(新日本出版社)で児童ペン大賞受賞。和牛肥育&水稲&林業の専業農家のかたわら、創作を続けている。日本児童文芸家協会会員。全国児童文学同人誌連絡会「季節風」・「青おに童話の会」同人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ベーグルグル (感想、本登録のみ)
36
主人公の学は「あぐり☆サイエンスクラブ募集」のチラシを拾い申し込む。野外活動で科学を体験するという。田植えから学ぶ事が沢山あり、活動を支える地域の人々の触れ合い、仕事の工夫もあり学びの多い1冊。2年前、田植え体験を手伝う機会があったが、私は重度の蕁麻疹の出た後だったので出来なかったのが悔しい。やってみたい、田植え。シリーズ楽しみ。2024/04/24
マツユキ
14
娘の通っている小学校では、去年まで五年生の田植え経験があったのですが、中止に。せめて本でも、と、借りてきました。 五年生の学は、塾であぐりサイエンスクラブのチラシを拾い、面白そうと申し込む。目立たない学、甘ったれな雄成、気の強い奈々と共にするには、田植えだった…。 子供たちが、米作りを通して、直に感じる科学。仕事の工夫や、美代さんの魔法のような料理など。素直に吸収していく子供たちが眩しい。そう簡単にいくかな、と思いながらも、その余裕が羨ましい。全三巻、最後まで楽しみです。 2020/08/01
杏子
10
西日本読書感想画コンクール指定図書高学年向け。シリーズもので、あと3冊あるみたい。田んぼでクラブ活動とは斬新な!?自然に目を向けるいいきっかけの本になりそうだ。2020/05/16
頼ちゃん
8
もっと高学年向きの本かと思ったら、中学年でも読める。2018/12/19
カヤ
6
サイエンスなのに田んぼ?と思って読んだらおもしろかった。農業科学クラブいいなー。2017/07/30
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