内容説明
最後の断罪!アベ政治とアベノミクスの急所を射ぬく!
目次
プロローグ―終活宣言としての安倍改憲メッセージ
第1章 終活期に入つた「安倍一強」政権(危険水域に突入した安倍政権;「もり・かけ疑惑」による安倍政権の失墜 ほか)
第2章 安倍政権の三面にわたるアブノーマル=異常性(安倍政権を「没落の弁証法」に駆り立てる「アベノーマル=アブノーマル」;トランペット安倍による対米従属の異常性 ほか)
第3章 終活期にさしかかった原型アベノミクス=アベコベミクスの構造(アベノミクス三本の矢の成り立ちと逆立ちの構造;黒田日銀による「異次元緩和」の鏑矢 ほか)
第4章 アベノミクスへの最後の断罪(黒田日銀による敗戦処理=転進策の開始;日銀の「転進」を示した「量から金利へ」のマイナス金利導入策 ほか)
エピローグ―「安倍終活」を完結させる国民的理性の力
著者等紹介
二宮厚美[ニノミヤアツミ]
1947年生まれ。神戸大学名誉教授。経済学、社会環境論専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ゆう。
34
アベ政治とアベノミクスのゆがみと限界を鋭くついた内容です。改憲タカ派であるアベ政治は同時に新自由主義的な政策を進めてもいます。それを補完する勢力として小池新党(希望の党)が誕生し、総選挙では安倍政権延命に力をかしました。しかし立憲野党は共闘の進んだところでは確かな勝利をおさめています。この本では前半部分はアベ政治をどうみるかに多くのページがさかれています。後半部分はアベノミクスの限界性を鋭くついています。僕は経済学に弱く後半部分は難しかったですが、今の政治を正しくみるうえで参考にすべき内容だと思いました。2017/12/12
てつろう
0
安倍政権の無知と無恥に対し国民のコミュニケーション的理性が発揮されるとき、この異常な政権は終焉を迎える2018/09/24