内容説明
私たちの生活に潤いをもたらす「文化」は、どのようにして生まれるのか―。人生をより豊かにするヒントがつまった、日本を代表する文化人14人の滋味あふれるエピソード。
目次
萩本欽一さん
加古里子さん
高村薫さん
稲川淳二さん
降旗康男さん
市原悦子さん
倉本聰さん
鈴木瑞穂さん
村山斉さん
田沼武能さん
山川静夫さん
橋田壽賀子さん
益川敏英さん
那須正幹さん
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とよぽん
12
多士済々、いろいろな分野で活躍している方が半生を語り、平和の尊さを説いている。14名中女性は3名だったが・・・。2018/02/18
Humbaba
6
他の人が賛成していることが、必ずしも正解であるという保証はない。また、多くの人にはそれが適切だったとしても、肝心の自分にとっても同じ評価となるとも限らない。自分の中で何が大切なのかを明確にしておくことで、無為に他に流れてしまうという危険を避けることができる。2017/04/22
よし
5
74才で大学生になった萩本欽一、橋田壽賀子「20才でであったおしんの原点 仕事でも私生活でも二流でいい」という橋田壽賀子、倉本聰「木は根によって立つ。されど、根は人の目に触れず。物語の根っこは、登場人物の履歴づくりです。(倉本聰)」「仏教では、慈悲心の慈は、父の愛で苦しみを抜き去ってやる愛、悲は、母の愛で楽を与える愛」山川静夫。みんな面白かった。2020/12/12
拓陽(いっぽまえへ)
1
しんぶん赤旗日曜版に掲載された方々の編集版。赤旗さんらしく戦争についての知見を各氏が少し述べられていることが特徴的だった。なかでも倉本聰さんの話が一番印象的だった。「手に負えないものは一寸づつ動かせ。そうすりゃ、必ず動くようになる。」「金をかけずに前例がないものを知恵で生み出すのが”創”だ。」「木は根によって立つ。しかし人の目に触れず。」「まず跳ぶ、しかる後に考える。」備忘録として。2020/04/16
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- 和書
- 労働法講義 (第2版)