内容説明
子どもの6人に1人が貧困状態!「見えない貧困」に、私たちはどう立ち向かうか―。確かな道筋を提起!
目次
第1章 解決への道筋はどこにあるか(深刻な実態と解決への処方箋、地域でできること;貧困を放置する社会でいいのか;すべての施策を貧困解決の視点で問い直せ;「子どもの貧困」をなくし、安心して子育てできる社会をめざす三つの改革)
第2章 各地・各分野から(躍進した議席の力と都民要求を結んで;「貧困大国」脱却かかげ、地域で共同広げる;ネットワークの力で子どもを救う;経済的支援と困難な家庭を見逃さない仕組みづくりを;質も量も追求する世田谷区の子育て支援、子どもの貧困対策;「給食費補助制度の調査」から見えてきたもの;就学援助制度の現状と課題―お金のことで心配させない;子ども医療費無料化制度―貧困が広がるなかでの重要性と課題;児童養護施設・児童相談所の現状と課題;高学費、奨学金に苦しめられる若者たち)
第3章 国会論戦から(地方で深刻化する子どもの貧困;児童扶養手当拡充へ、野党共同で法改正案提出;ひとり親家庭支援―銚子無理心中未遂事件をふまえて;子ども医療費無料化をめぐる国会での論戦)
著者等紹介
浅井春夫[アサイハルオ]
1951年生まれ。立教大学コミュニティ福祉学部教授。“人間と性”教育研究協議会代表幹事、全国保育団体連絡会副会長
中西新太郎[ナカニシシンタロウ]
1948年生まれ。鹿児島大学教育学部勤務を経て、1990~2014年、横浜市立大学勤務。現在、横浜市立大学名誉教授
田村智子[タムラトモコ]
1965年生まれ。日本共産党副委員長、日本共産党参議院議員
山添拓[ヤマゾエタク]
1984年生まれ。日本共産党参議院議員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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