内容説明
地図の役割は“道案内”?それだけではありません。今や地図は暮らしに不可欠のツール、社会を映す鏡です!地図の歴史や社会との関わり、基本の地形図やデジタル地図の最新事情、外国の地図や地図記号の話まで、進化する地図の世界と活用法を楽しく解説する本。お薦め「地図アプリ」も多数紹介しています。
目次
第1章 社会と向き合う地図
第2章 新しい地形図と地理院地図
第3章 地図の歴史
第4章 スマホと地図アプリ
第5章 地名と世界の地図
第6章 地図投影法をめぐって
著者等紹介
田代博[タシロヒロシ]
1950年広島県尾道市生まれ。42年間の高校教員生活を経て2015年より一般財団法人日本地図センター常務理事・地図研究所長。明治大学非常勤講師。NHK高校講座地理講師。日本地図学会評議員。地図情報センター評議員。東京大学空間情報科学研究センター協力研究員。地理教育研究会会員。山の展望と地図のフォーラム(FYAMAP)代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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アセロラ
6
地図のデジタル化の変遷や、世界の地図について、さらに様々な地図アプリの紹介など、盛りだくさんです。地形図の販売枚数のトップは一貫して「穂高岳」とは興味深いです。登山する人が買うのでしょうか。2019/12/18
ftoku
0
ウェブメルカトル図法ばかり見ていると、ついつい基本を忘れてしまうので、地図投影法の説明部分が特に勉強になった。海外の地図についての話も興味深かった。2016/11/25
ksmh
0
今昔マップ on the webで地形図を時系列に見ることができる。例えば数十年前の豪雨などの被災前後を比較できたりする。 google mapなどではメルカトル図法によるものが多いが、正角図法ではそもそも地図のサイズ自体を再計算しなければならず、メルカトル図法であれば縮尺に合わせて画像を送るだけでよいというメリットがあるため採用されている。もともと航海用の図法であった。2023/11/10
おーちゃん
0
図書館で借りて読んだ本。現在インターネット上で使える地図の紹介や、Google Mapと合わせて、メルカトル図法が使われていることを教えてくれた本。作者は自分で進んで色々なものを探したり使ったりをしてきたんだと思った。また地図にたいしての好奇心が非常に強い方だと思った。2019/03/31
wang
0
地図活用の色々や地図に関する面白い話がいっぱい。2018/06/08
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