内容説明
ダウン症の書家・金沢翔子、いのちのすばらしさを届ける感動の書!作品24点に加え、メディアで話題となった国連でのスピーチ原稿とインタビューを掲載!!
目次
「和」
「魂」
「而今」
「天」
「愛」
「唯心」
「不思議」
「挑」
「還」
「笑」〔ほか〕
著者等紹介
金澤翔子[カナザワショウコ]
書家。1985年東京都生まれ。1990年(5歳)の時より母・泰子に師事し、書道を始める。2005年(20歳)銀座書廊において初の個展「翔子書の世界」を開催。その後、建長寺(鎌倉)、建仁寺(京都)、東大寺(奈良)などで個展を開催。2012年のNHK大河ドラマ『平清盛』で題字を担当。2015年(30歳)ニューヨーク・国連本部での「世界ダウン症の日記念会議」において日本代表としてスピーチ。ニューヨーク、チェコなどで個展
金澤泰子[カナザワヤスコ]
金澤翔子の母。1943年生まれ。明治大学卒業。書家の柳田泰雲・泰山に師事。1990年、東京・大田区に「久が原書道教室」を開設。東京芸術大学評議(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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かもめ通信
22
書家金澤翔子さんの書と師であり母である泰子さんの文章に写真をそえた“愛の物語”。“ダウン症の女流書家”そんな風に紹介されることが多い翔子さんのその“枕詞”は必要なのだろうか?ただ“書家”とだけ紹介するのではいけないのかと、この本を読むまで疑問に思っていたけれど、この母娘には全く迷いがないことを知る。色々なことを考えさせられる見ごたえ、読みごたえたっぷりの1冊。2016/04/14
ひろ☆
14
書家・金澤翔子さんの書。一文字のものが多いので、個展の方が見応えがあるかな。2016/04/26
Mayumi O-chan Sato
0
翔子さんのユニークで可愛らしい呟きと、逞しく美しい書写に元気を貰えます( ´ー`)2023/06/24
ブロッコリー
0
図書館。『子供は無限の可能性を持っている。 大人の方が社会にはめ込むとするから、子供がどんどん萎縮してしまう。』 『子供たち一人一人の力を信じて この子はここがすごいんだな、あの子はこっちに伸びるんだな、という風に必要な部分はヘルプしてあげればいい。』 しょうこさんの「楽」という字がすごく好き。2018/08/21