内容説明
大恋愛・一目惚れは危ない！心が満たされない不健全な愛し方をやめ、自分を幸せにし、互いに成長し合える健全な愛し方に変える本。
目次
１ 恋愛依存症者の愛し方（密接にかかわる恋愛依存症と共依存；見捨てられることを怖れる恋愛依存症者；恋愛依存症の感情サイクル ほか）
２ 回復のプロセス（依存症者同士の関係にどう取り組むか；関係を一時的に留保する；共依存を治療する ほか）
３ 健全な人間関係のつくり方を学ぶ（健全な人間関係とはどんな関係か；非現実的な期待を現実的な期待へ変える）
著者等紹介
メロディ，ピア［Ｍｅｌｌｏｄｙ，Ｐｉａ］
アディクション・カウンセラー。アディクション、トラウマの専門的治療施設〔メドーズ〕のディレクターであり、治療プログラムの開発者のひとり。１９７７年以来一貫してアディクション分野で活躍し、共依存に関する講演とワークショップで世界に知られている。主な著書に『Ｆａｃｉｎｇ Ｃｏｄｅｐｅｎｄｅｎｃｅ』がある
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mochi
8
恋愛依存症と依存回避症のカップルや依存症同士、回避症同士の恋愛は苦しくなる。こういったタイプの人は、幼児期の家庭環境が大きく影を落としている場合が多い。親に溺愛されたり依存されたりすると、それを回避しようとする。逆にネグレクトされたりすると依存症になりやすい傾向。依存症タイプの方が相手を振り回しているように思えるが、実はお互いが支配・依存をし、傷つけ合っているという事実。結果、離れたいのに離れられないという事態に陥る。直していくには時間がかかるが、自分の気持ちを大切にして冷静に自己表現をする練習が大事。2021/07/31
烟々羅
6
実のところ、とても正直に言えば、二年を経て未だに私の本名アカウントを観察し、攻撃し・ときに思わせぶりなことを共通の知り合い経由などで伝えてくる「恋愛依存症者」への報復・攻撃の材料を得る目的で私はこの本を読み始めたのだろう。つまり、私はその関係において「回避依存者」（雄ネジに対する雌ネジ）の役割をしていた。また、その不条理な関係を理解するための再現として、別の人を相手に恋愛依存症側をやってみたこともあった。被依存＝回避依存をやり続けているあいだ、相手にはこと欠かなかった（続く）2012/04/15
Jamie
5
長く続いてきた相手との関係に、どこか息苦しさを感じるようになったために本書を手に取った。 書かれている内容の型のハマりっぷりに思わず笑みが漏れる。 「(通りでだよなぁ～)」と胸に落ちた。2015/02/07
わ
2
人に見捨てられたくない恋愛依存症者と人を支配したい回避依存症者。両者とも幼い頃の虐待や見捨てられ体験や親に頼ることができなくなったなどの体験から依存症となり、両者は強く惹かれ合う。 本書は依存症の紹介だけでなく2人がどうしていけばいいかなどの指針も載っている。 ２つの依存症に当てはまらなくても人との関係において大事なことが書いてあり読む価値があった。2017/06/17
むーちょ
0
2年以上前から愛読している本。もう3周目とかですね。2013/11/23
