目次
プロローグ 続いてほしい“戦後何年”という言い方
第1章 原爆詩との出会い
第2章 祈るように語り続けたい
第3章 思いを受け継ぐ子どもたちへ
第4章 福島の詩を読み始めて
エピローグ 平和への祈り
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
明るい表通りで🎶
31
吉永小百合さんのライフワーク、原爆詩の朗読会。吉永小百合さんの祈りが詰まった本。涙なしには、読めない。2024/07/22
kadoyan
5
「うましめんかな」「慟哭」など原爆に関わる詩の朗読をされてきた吉永小百合さん。NHKの番組を本にしたもの。「粘り強くやらないといけない」という小百合さんの決意に心がふるえます。2015/12/29
Tom5k
4
スター女優の美しさは、その民族と国民の規範を現しているそうですが、吉永小百合も民衆道徳のヒロイズムを現在まで体現し続けてきた女優であると思います。彼女の魅力は、本物に辿り着こうと地道に闘い続けている高い品格に在ります。「キューポラのある街」「愛と死の記録」「ひめゆりの塔」への出演、早稲田大学第二文学部入学、野坂昭如への選挙応援、「夢千代日記」への出演、原爆詩の朗読、岸恵子さんとの共演・対談、そして、山田洋次作品への出演など、その「概ね一貫した活動」は、闘い続けなければ成し得なかったものばかりです。2016/08/28
あお
4
吉永小百合さんは憧れ。うるっときました。2016/05/26
オリエ
3
「母と暮せば」を観たばかりだったので、映画と重なり、吉永小百合さんの思いがひしひしと伝わってきた。核兵器廃絶、原発廃炉を願う人たちみんなに読んでほしい。2016/01/03