内容説明
「いいね」依存、自己責任、ナショナリズム…その「肯定」、大丈夫ですか?
目次
1 自己肯定感ってなんやろう?
2 「自分が自分であって大丈夫」という自己肯定感の来歴
3 自己肯定感と「自己愛」そして「自分を愛する心」
4 競争社会と自己肯定感
5 現代の社会情勢と自己肯定感
6 自己肯定感のいま―いのちの世界と自己肯定感
7 自己肯定感を育てるために
著者等紹介
高垣忠一郎[タカガキチュウイチロウ]
心理臨床家。1944年高知県生まれ。1968年京都大学教育学部卒。専攻は臨床心理学。京都大学助手、大阪電通大学教授、立命館大学大学院教授などを歴任(2014年3月退職)。登校拒否・不登校問題全国連絡会世話人代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
香菜子(かなこ・Kanako)
34
生きづらい時代と自己肯定感 「自分が自分であって大丈夫」って?。高垣忠一郎先生の著書。こんな時代だからこそ自己肯定感が必要。自分大好き主義、自分第一主義、自分一番主義、自分優先主義でいい、たまには自画自賛して自分を思いっきり褒めてあげるくらいのことをしても罰は当たらない。2018/10/10
ゆう。
29
とても勉強になりました。自己肯定感の「肯定」とは何かを、深く考えることができました。肯定感とは「自分が自分であって大丈夫」ということですが、それは「ダメな自分」もそれを許し、「大丈夫」と認めてあげることから始まるのだと思います。弱いところもひっくるめて自分のありのままの姿にいとおしさを覚えることが自己肯定感だと思いました。でも、それが難しく、子どもたちは常に何かの評価の中で生きています。この本は、自分なんて…と思っている一人でも多くの方に読んでほしい本です。2015/07/05
はるな
9
気軽に読めるかなと思っていたら、やや論文っぽい文章なので、ちょっと飛ばして読んだ。この人の言う自己肯定感は結局冒頭に書いてあった通り、ダメなところもあえて大丈夫と思うこと、なのかな?違う本も読んでみよう。2016/02/25
Riko
3
図書館で借りた2019/09/10
言いたい放題
3
結構かための文章流し読み2019/06/22