目次
「科学の目」で日本の戦争を考える(戦争をどう考えるかは日本の前途を左右する問題;戦争の性格はなんだったのか;どんな仕組みで戦争をやったのか―世界に例のない体制;兵士たちはどんな戦争をさせられたか―半数以上が餓死者;国民がどんな扱いを受けたか―国民の命より「国体護持」;安倍内閣―戦後世界秩序壊す日本版「ネオナチ」勢力)
“靖国史観”とアメリカ(“靖国史観”とアメリカ;ここまで来たか“靖国史観”;首相参拝と“靖国”派の要求)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
お茶
3
吉見義明『草の根のファシズム』東大出版会、とあわせて読むとより一層日本の戦争の侵略性・悲惨さを実感できると感じました。藤原彰さんの本も読んでみたい。2015/12/29
jack
2
せめて、東学党の乱から始めねば、論点を謬するだろう。 何故、北条某のペンネームが必要なのか。 第三者も言っている的、言論は片腹痛し。 ☆1.22016/02/02
ひかりパパ
2
戦後70年の関連で読んだ一冊。この前の戦争での日本軍人の戦没者数は230万人と言われているが、その半数以上が餓死によるものだと藤原彰の著書「飢死にした英霊たち」を引用し本書で述べられている。日本陸軍の作戦は重視するが、弾薬や食糧の補給は軽視する結果が餓死者を大量に生み出した。日本の大本営には補給を馬鹿にする傾向があり、軍の輸送を担当する輜重兵を下級の部隊として扱った。ガダルカナル戦の司令官の今村均大将は「戦争に負けたのではない。飢餓に負けたのだ。」といった。陸軍の昔からの「弊風」が過失を犯したのだ。2015/08/08
Ryusuke Minato
1
靖国史観についての論考は、シンプルではあるけど、その分なんだか違う国の、あるいは全く違う時代の言説とも思えるものが、現代の日本のある人々には通説になっていることのそら恐ろしさというか、寒々しさが、ホントに身に迫って伝わってきました。反省のないところに成長はないと思うけど、靖国史観が勢力を持ち始めたら、美しいどころか、ガキみたいな国ができるんだろうな…。表現は悪いけど、そんな印象。2015/07/06
Masataka Sakai
0
皇室を貶め、特攻とテロを同じと扱い軍を無能呼ばわり、赤旗のダイジェスト版 極左に免疫のない人は手を出してはいけない本 しかしある意味面白い本だ ☆☆☆☆☆☆2016/07/30
-
- 電子書籍
- ハードモードラブ 第24話 潔白を証明…
-
- 和書
- パンダフルデイズ