- ホーム
- > 和書
- > 教育
- > 教育問題
- > いじめ・非行・不登校・引きこもり
内容説明
心がホッとします。親のつぶやき、支援者のメッセージ。
目次
第1部 ひきこもる人の家族の思い(あの時間をどう過ごしたか;ケーキ作りや家事労働をする中で社会参加;自分たちだけで抱え込むのは限界が…;「父はつらいよ!」―まだまだ迷走中;「不登校・ひきこもりを考える親の会」をつくって;「四七歳のひきこもり」のわが子のこと)
第2部 サポートする立場で考えること(生みの苦しみとしての「ひきこもり」;当事者自身から学ぶ支援のあり方―支援の現場から;高校を拠点としてできること―スクールソーシャルワーカーから;ひきこもり支援の歩みと課題;精神医学の立場から)
著者等紹介
青木道忠[アオキミチタダ]
1944年大阪府生まれ。NPO法人子ども若もの支援ネットワークおおさか理事長。元障害児学級教師。大阪福祉事業財団理事
関山美子[セキヤマヨシコ]
静岡県生まれ。社会福祉士。社会医療法人社団千葉県勤労者医療協会内在宅介護支援センター長
高垣忠一郎[タカガキチュウイチロウ]
1944年高知県生まれ。心理臨床家。京都大学助手、大阪電通大学教授、立命館大学大学院教授(2014年3月退職)などを歴任。登校拒否・不登校問題全国連絡会世話人代表
藤本文朗[フジモトブンロウ]
1935年京都府生まれ。滋賀大学名誉教授。博士(教育学)。全国障害者問題研究会顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆう。
23
ひきこもり当事者の親と支援者の共同でつくられた本です。ひきこもり当事者に寄り添うこと、理解することは、その人らしい生き方を認め、自己肯定感を引き出していくことなんだと思いました。特に、新自由主義社会のなかで競争的環境に置かれ、そこで自分らしさを引きはがされていく社会のなかでは、「そのままでいいんだよ」と語りかける人が必要なんだと思います。そうした理解に進むまでは親はとても深い悩みを抱えるものだとわかりました。また、支援者の役割も、答えをあたえるのではなく、伴走者として共にあることなんだと思いました。2015/05/11
俊
21
ひきこもった人の家族と支援者・専門家の手記。ひきこもり当事者は勿論、家族の支援・ケアが非常に大事だと気付かされた。ひきこもり問題は自己責任と切り捨てるのではなく、今後も引き続き社会全体で取り組むべきだろう。2015/04/18
明るい表通りで🎶
8
飛騨市図書館情報。大好きな高垣忠一郎さんも編集者。2024/03/06
海戸 波斗
2
ひきこもり関係者と当事者の手記。それぞれご事情のあることはよくわかりました。テレビで戸塚ヨットスクールを見た後なんで混乱してます。2015/11/07
-
- 和書
- 清代政治思想史研究