内容説明
民主連合政府の樹立へ!量質ともに強大な党建設の基本を学ぶ座右の書。党建設ひと筋に心血を注いできた著者が、2010年代の党づくりのあり方を探求する。
目次
1 決定的な県・地区委員長の志と構え
2 常任委員会、県・地区委員会の政治・指導水準を高める
3 第22回党大会での党規約改定をふまえ、各党大会・中央委員会総会決定で明らかにしてきた党建設の基本方向をつかむ
4 県・地区委員会はその地方・地域で日本共産党を代表する党機関として政治活動・国民運動を重視する
5 「政策と計画」をもち、「支部が主役」の自主的、自覚的活動を軌道にのせることは党建設の要をなす問題
6 どのようにして支部への指導と援助を強め徹底するか
7 党機関の体制強化と財政確立
8 市民道徳と社会的道義を大切にする党建設
著者等紹介
浜野忠夫[ハマノタダオ]
1932年京都市生まれ。日本共産党幹部会副委員長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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みのゆかパパ@ぼちぼち読んでます
18
共産党の本部で長く組織建設に携わってきた著者が、組織を引っ張る立場にある人たちに向けて、これからの組織づくりの在り方を語った一冊。そういう中身ゆえに読者を選ぶだろうが、にもかかわらず紀伊国屋で平積みにされていたというのだから驚かされる。それだけ共産党への関心が高まっているのか?と、ある意味、衝撃。それはさておき、それぞれのやる気を引き出すことで組織を活性化していくことの大切さや、それを引っ張っていく立場にある者が果たす役割など、党派的なことを抜きにしても考えさせられる。同僚の一人にぜひともおススメしたい。2015/03/21
yo yoshimata
3
再読です。みずからの仕事を原点から振り返ろうと。野球場で高校生の野球音をBGMに。これから、息子のチームの試合です。2015/08/23
yo yoshimata
3
今日、届きたての一冊。一気に読みました。講義を受けた時も感じたのですが、大志とロマンを持つことの強調は象徴的です。特に、「この運動はうまくいかない局面の方が多いが、その時にこそ、大志が問われる」と語ります。国政選挙で躍進したいまも、大志が問われると思いました。躍進したとはいえ、まだ第一歩。青森市で言えば、まだ自民党の半分しか得票できていません。政治を変える大志をもって、日々頑張る。そのことの大切さを実感し直しています。2015/01/31
kadoyan
2
講義後の衆院選挙での躍進をふまえ加筆もされていたが、目の前の困難だけに目を奪われすぎず、大局にたって革命的気概で、大志とロマンをもって、日々の活動にあたりたいと痛感。歴史で裏打ちされた党建設の理論のうえに、今日的情勢をふまえ、民主連合政府にむけ、開拓者精神で、諸活動にのぞみたい。2015/02/04
Taira Sasaki
1
かなりコアな内容でしたが、おもしろかったです。新たに地区委員長・県委員長の任についた方に向けた講義をまとめたものとの事ですが党幹部だけではなく一人ひとりの党員が心がけて然るべき内容が多く含まれていると感じました。2015/04/08