内容説明
がっこうにやってきた子ヤギのハッピーとラッキー。ようこそ!だけど、よる、がっこうにだれもいなくなると―。都会のどまん中で、ほんとうにあったお話。
著者等紹介
長谷川知子[ハセガワトモコ]
北海道生まれ。武蔵野美術短期大学デザイン科卒業。『ひつじぐものむこうに』(文研出版)でサンケイ児童出版文化賞受賞。日本児童文学者協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ユーカ
14
「がっこうにヤギがきた!」の続編。実際に都心の小学校であったことをもとに書かれているので、短い文章のつらなりながらもリアリティがある。長谷川知子さんが『兎の目』や『1ねん1くみ』シリーズの挿絵を手掛けていることで、読み聞かせ以外では絵本を卒業している小1の息子との、本に関する話題の共有にもつながりました。2014/11/26
ちょこちょこ
7
6歳6ヶ月の息子に読み聞かせ。ゆきちゃんに、ヤギのほうから駆け寄ってくれてよかった。2020/07/13
遠い日
6
小学校で飼われることになったヤギの赤ちゃん、ハッピーとラッキーと、お世話係の小学2年生たちの物語。両者がお互いに慣れていくようす、世話の工夫と自信など、動物の飼育をすることで子どもたちの心が育っていくことが、よくわかる。実話に基づくお話だからこその、確かさが窺われる。2014/10/17
遠い日
5
新宿区立東戸山小学校の実践を下敷きにしたお話。学校で買われることになったヤギのハッピーとラッキー。お世話がかりはまず2年生から。子どもたちもヤギもお互いに慣れてはいくのですが、少々困った事態が出来。それも工夫で乗り切ります。初めは動物は飼いたくないと言っていた女の子も徐々になじんでくるのがきちんと描き込まれていて安心しましや。ヤギダンス、楽しそうです!2023/01/31
絵具巻
4
文京区立真砂図書館で借りました。2015/04/21
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- 和書
- 顔晴れる人になるために