出版社内容情報
アメリカ中心に展開されてきた国際通貨体制をめぐる諸問題を、発展途上国の経済的・社会的自立という視点から研究したきた集大成。
内容説明
発展途上国の経済的自立と貧困撲滅への情熱、その理論的貢献の集大成。
目次
第１編 国際通貨基金（ＩＭＦ）体制の崩壊と発展途上国の債務問題（ＩＭＦ体制の崩壊と発展途上国；「失われた１０年」と国際金融危機；国際通貨基金の融資政策；メキシコ通貨危機と新自由主義 ほか）
第２編 国際通貨危機の深化と東アジア通貨危機（東アジア通貨・金融危機と金融・資本の自由化；東アジア通貨・金融危機と資本勘定の自由化；東アジア通貨・金融危機と東アジア金融協力；東アジア通貨・金融危機後の国際金融アーキテクチャー改革―発展途上国の視点から ほか）
著者等紹介
吉川久治［ヨシカワキュウジ］
１９３３年新潟県新発田市に生まれる。１９５９年早稲田大学第一商学部卒業。１９６４年早稲田大学大学院商学研究科博士課程満期退学。１９６７年国士舘大学政経学部専任講師。１９７０年千葉商科大学専任講師、助教授、教授、特任教授歴任。２００９年千葉商科大学名誉教授。ＮＰＯ法人アジア・アフリカ研究所理事。アジア・アフリカ・ラテンアメリカ連帯委員会常任理事。２０１４年４月３日死去（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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