目次
第１章 もう一度キホンをおさらい
第２章 福島だけの問題じゃない
第３章 「原発にもメリット」ってホンマ？
第４章 「原発止めて代わりはあるの？」
第５章 原発推進にしがみつく人たちの考えていること
第６章 じっくり学んだら見えてきたもの
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Nobuko Hashimoto
15
神戸女学院のゼミが出した本ということで手に取ってみました。肝心の学生さんたちの学んだ内容をまとめた部分はパラパラ見ただけなのですが（ごめんなさい）、第6章「じっくり学んだら見えてきたもの」はしっかり読みました。毎週、文献を読んで、映像資料を見て、5時間くらい議論を重ね、「原発銀座」福井にゼミで調査に行って、学園祭ではイベントを企画し、でも参加者が少なくて、リベンジも兼ねて本にまとめたという2年間のゼミ活動の様子、学生さんたちがしっかりと自分の見解をもてるようになっていった過程を頼もしく羨ましく読みました。2016/06/02
milk tea
9
原発事故から5年。いい年した私が、原発とはなんだろう？と知識があまりにも低かった。導入的マニュアルとしては読みやすい。日本もデンマークのように自然エネルギーでまかなえる時がいつの日かやってきますように。2016/03/15
pandakopanda
5
図書館本。原発についてざっくりと知るには良いのかも。2014/03/09
林克也
1
人は、自ら進んでしっかり勉強すれば何が正しいかが解るようになるという好例です。もちろん、この場合の石川先生のような、適切な指導者は必要でしょうが。子供たちが自ら考えて勉強をすることのないよう（できないよう）詰め込みや競争をさせる教育システムを作り上げた「日本株式会社」を、どのように解体・再構築していくかを石川ゼミの次のテーマにしたらいいのではないか、と思いました。もちろん学生に任せるだけでなく、我々ジジイも頑張って勉強しなければ・・・・・・。2014/11/30
150betty
1
（☆２）うーん。火力の原価は化石燃料の高騰前の価格で出してるし、原発は実は裏でこんなにお金掛かってます！って他の発電所では計上してない経費を原発だけ計上させて表にあげたりしてるし、ちょっと我田引水がすぎるのでは？別に無理して原発は全てで悪いみたいな極論で意見をはらんでもいいでしょうに。原発で飯食べてる人が自分たちの都合良いようにしてる！って主張は分からなくもないが、悪いけれども学部生レベルの内容で信頼性は高く無いと言わざるを得ない。2014/06/10
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