目次
講座を始めるにあたって
第1講 『共産党宣言』と一八四八年の革命(一九世紀初頭のヨーロッパ;革命的民主主義者から共産主義の革命家へ;最初の党綱領。『共産党宣言』 ほか)
第2講 四八年革命後のヨーロッパ(一八五〇~六〇年代とは;フランス―ボナパルト帝政と国家論;ドイツの政治過程とマルクス、エンゲルス ほか)
第3講 インタナショナル(上)(インタナショナルとはどんな組織だったか?;インタナショナルの主な方針と決定;未来社会像への接近)
著者等紹介
不破哲三[フワテツゾウ]
1930年生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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フォンテーヌ赤井
2
ごく簡潔にマルクスとエンゲルスの思想遍歴を辿る本。当時のヨーロッパの状況に触れつつ、マルクスが何をしていたか、エンゲルスが何をしていたかと言うのを学ぶことができる。思想それ自体の復習にもなるし、どうやってマルクス・エンゲルスが歴史に関わってきたかを知れて満足。ライン新聞時代の話が特に好きです。下巻も読む。2024/12/26
yo yoshimata
1
再読。あらためてマルクスとエンゲルスの生涯をつうじた理論発展を学ぶことを一緒の課題にしようと思い、読み返しました。面白い。引き続き、下巻、『古典への招待』を読み返すつもりです。2013/09/01
まるきすと
0
革命と反革命の応酬が繰り広げられたヨーロッパで、マルクスとエンゲルスがその時々の情勢判断をいかに下したのか、また情勢の予測をどのように行ったのか、その中で労働者階級が取るべき態度はどういった態度なのかなど、今の社会を捉えるうえでも導きの糸となる革命論研究。2011/08/20
かじやん0514
0
あくまでざっと読んだ印象だけど、マルクス全集から革命論にかかわる記述を抜き出して、不破なりの解釈を加えたという感じ。抜き出すのも大変だけど。2010/07/22