光人社NF文庫 ノンフィクション<br> 日本本土防空戦―B‐29対日の丸戦闘機

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光人社NF文庫 ノンフィクション
日本本土防空戦―B‐29対日の丸戦闘機

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  • サイズ 文庫判/ページ数 457p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784769832775
  • NDC分類 392.1
  • Cコード C0195

出版社内容情報



渡辺洋二[ワタナベヨウジ]
著・文・その他

内容説明

圧倒的な猛威をふるって日本を応戦不能な状態へと追いこんだB‐29の爆撃作戦。すさまじい火炎と爆風にさらされた市民とはまた違う意味で辛酸をなめたB‐29と直接戦った将兵たち―その防空戦の実情とはいかなるものだったのか。日本が生まれ変わる直前に起きた凄絶な戦いと、そこにいたるまでの軍の動きを描く。

目次

「屠龍」部隊、出動―昭和19年6月15日~16日(北九州)
根づかぬ防空戦力―大正10年9月~昭和16年12月(日本本土)
ドゥーリトル隊の奇襲―昭和16年12月~18年5月(日本本土、中国大陸、太平洋)
超重爆対策に悩む―昭和13年~18年12月(日本本土、ラバウル、アメリカ)
危機せまる日本本土―昭和18年6月~19年6月(日本本土、中南部太平洋、中国大陸、インド)
北九州攻防戦―昭和19年2月~9月(中国大陸、北九州)
東京上空、高高度邀撃―昭和19年10月~11月(フィリピン、サイパン、関東、硫黄島)
すぎゆく昭和19年―昭和19年11月~12月(東京、名古屋、サイパン)
艦上機侵入―昭和20年1月~2月(中京、東京、関東各地、阪神)
大都市炎上と沖縄戦―昭和20年3月~6月(本州、四国、九州、沖縄、マリアナ)
防空部隊の落日―昭和20年6月~8月(本州、九州)

著者等紹介

渡辺洋二[ワタナベヨウジ]
昭和25年(1950年)、名古屋に生まれる。立教大学文学部卒業後、航空雑誌の編集勤務。53年、第2次大戦の軍航空に関する執筆に専念。平成22年(2010年)、職業としての軍航空の著述を終了。以後、余暇を航空史研究にあてる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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roatsu

15
名著・死闘の本土上空の増補改訂版。先次大戦での日本陸海軍本土防空戦顛末を、初版執筆時ご存命だった多くの元将兵達への取材や残された貴重な公私の記録を基に時系列で詳細に描き出す。残っていることに驚く彼我の兵器機材、実戦場面や将兵達を捉えた写真や、軍管区制等の我が軍組織図、各戦場の図示など視覚資料も豊富に収録され理解を助ける。増補改訂ということで昭和19年6月15日深更の北九州に対するB29群初来襲と二式複戦屠龍でこれを邀撃した陸軍飛行第四戦隊の緊迫した暗夜の空戦を描く冒頭の章でも、四戦隊各機が空戦中に発した無2022/09/19

もっぱら有隣堂と啓文堂

5
1979年刊行で4回目の改訂でNF文庫に。体制、機材、装備、作戦、結果その他もろもろを網羅した日本本土防空を語る決定版だろう。最終章で敗因が総括されていて、最後まで陸海軍が協同できなかったこと、攻撃偏重で守りを軽視したこと、高高度戦闘機やレーダーを開発できなかったこと、本土爆撃を想定していなかったこと、B29が飛んできたこと、大局的な視点からは国力の差であったこと。もっとも装備が整備され、B17やB24やランカスターが相手だったとしても最終的に敗北したであろうこと。為政者が先を見通せないのはわが国の伝統か2022/09/16

大森黃馨

3
渡辺洋二叢書と私が勝手に名付けたシリーズその氏の最初の著作の最新改訂版白眉は資料の孫引きで纏めたのではなく当時今だ御存命であった太平洋戦争当事者への取材を元にした方々の体験生々しい声がベースである事(巻末の取材協力者一覧に出てくる御名前何と豪華絢爛な事か)先の戦争の我が国本土への空襲をコンパクトに通史的に知りうる手頃な教養書 難点は何しろ初版は約40年前に書かれたものだけに太平洋戦争の日本側関係者の相手国の実情はこうに違いないという無根拠の思い込みの部分それがそのまま反映されている部分も多く (続く) 2022/09/02

ひめの

2
太平洋戦争後半、本土に迫る米軍機と戦う防空戦の全貌を描く。日に日に質、量ともに圧倒する米軍に対し消耗する日本軍。それでも果敢に米軍機に挑む姿は感服だが、終盤は悲惨で悲しくなった。物量や工業力の差は圧倒的だが、レーダーの理論研究など先進的なものもあった。精神論や陸海軍の反目からくる組織の個別化も大きいか。レーダーなどハイテク機械の開発の反面、松根油や牛車などローテクなワードも多く差が面白い、まさに転換点。空戦も分単位で載っていて緊迫感が伝わってくる。悲惨さだけでなく当時の必死な試みの数々を知れてよかった。2023/06/11

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