出版社内容情報
渡辺洋二[ワタナベヨウジ]
著・文・その他
内容説明
圧倒的な猛威をふるって日本を応戦不能な状態へと追いこんだB‐29の爆撃作戦。すさまじい火炎と爆風にさらされた市民とはまた違う意味で辛酸をなめたB‐29と直接戦った将兵たち―その防空戦の実情とはいかなるものだったのか。日本が生まれ変わる直前に起きた凄絶な戦いと、そこにいたるまでの軍の動きを描く。
目次
「屠龍」部隊、出動―昭和19年6月15日~16日(北九州)
根づかぬ防空戦力―大正10年9月~昭和16年12月(日本本土)
ドゥーリトル隊の奇襲―昭和16年12月~18年5月(日本本土、中国大陸、太平洋)
超重爆対策に悩む―昭和13年~18年12月(日本本土、ラバウル、アメリカ)
危機せまる日本本土―昭和18年6月~19年6月(日本本土、中南部太平洋、中国大陸、インド)
北九州攻防戦―昭和19年2月~9月(中国大陸、北九州)
東京上空、高高度邀撃―昭和19年10月~11月(フィリピン、サイパン、関東、硫黄島)
すぎゆく昭和19年―昭和19年11月~12月(東京、名古屋、サイパン)
艦上機侵入―昭和20年1月~2月(中京、東京、関東各地、阪神)
大都市炎上と沖縄戦―昭和20年3月~6月(本州、四国、九州、沖縄、マリアナ)
防空部隊の落日―昭和20年6月~8月(本州、九州)
著者等紹介
渡辺洋二[ワタナベヨウジ]
昭和25年(1950年)、名古屋に生まれる。立教大学文学部卒業後、航空雑誌の編集勤務。53年、第2次大戦の軍航空に関する執筆に専念。平成22年(2010年)、職業としての軍航空の著述を終了。以後、余暇を航空史研究にあてる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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roatsu
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