内容説明
日本の教育をどう改善するか。日本共産党文教委員会責任者が、具体的な論拠と方向性を明快に示します。
目次
教育制度に、まともなルールの確立を
教育基本法改悪をのりこえる展望
民主党政権と教育の課題
古い学力政策を脱ぎすて、新しい学力政策へ
モラルの形成と民主主義
「子どもの貧困」を考える
「世界一高い学費」を解消するために
民主的教師論の今日的意義
補論 教師の困難に思いをよせて
歴史教科書問題を考える―攻勢的にたちむかうために
著者等紹介
藤森毅[フジモリタケシ]
1960年東京都生まれ。1985年東京大学教育学部卒(教育史教育哲学コース)。現在、日本共産党文教委員会責任者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ぴーたん
1
職場の人が貸してくれました。ほかの教育の例や、日本の教育の歴史を振り返りながら、こうしたらいいんじゃないかという提案などが載っています。教員のエンパワーメントを、というところでは街場の教育論もよいです。2010/01/07
Taira Sasaki
0
本書は日本共産党の文教委員会責任者である著者が全国・世界の教育実践を踏まえて書き上げている。 以下、印象的な点。 ◆日本の教育システムのおかしさがよくわかる。とりわけ世界の資本主義国で当たり前に実践されている教育との関係で際立っている。 ◆民主党政権成立時の少し歴史を感じさせる文献ではあるものの、教育とは本来どういった営みなのか、教師とはどういう存在、今日の教育政策においても重要な立脚点が明確に示されている。 ◆随所に科学的社会主義的な視点で教育をどう見るかが論じられている。特に道徳の味方が面白い。2019/05/04
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