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出版社内容情報
時代の混沌の中で清々しさを失わない魂の営み。美術の豊饒と民主主義の発展のために闘った芸術家による絵画と書き下し文。写真多数。
内容説明
時代の混沌の中で、その清々しさを失わない魂の営み―。美術の豊饒と民主主義の発展のために闘った芸術家の生涯。若い魂に宿った美の心の遍歴を綴る。
目次
1編(文化の各界と―戦後の活動開始;美術の仲間たちと―日本美術会など;国際交流の旅;個展・出版記念など)
2編(誕生・小学時代;八中時代;一高時代;戦争の時代;家族・結婚;娘・愛とともに)
著者等紹介
永井潔[ナガイキヨシ]
1916年父の赴任先の群馬県前橋市に生まれる。父は新潟県現三条市出身の教育者、母は京都本阿弥家の人。旧制一高を中退、画家硲伊之助の弟子となり、二科技塾研究所・本郷美術研究所に学ぶ。この間本郷の通称「落第横丁」で梅崎春生・西口克己等の多くの知友を得、社会科学に触れる。兵役で朝鮮羅南に動員、張鼓峯事件で胸部盲貫銃創を受け約9ヶ月入院。治安維持法違反で検挙、長期取調べを受ける。文化学院美術部助手、美術出版社『制作』編集の職を経る。戦後、日本美術会の創立に参加、委員・事務局長・付属民主主義美術研究所初代所長・代表を務める。1947年読売新聞年度ベストスリーに選ばれる。一水会会員、一水会優賞・さくら新人賞を受賞、後退会。学校法人中央労働学園理事長となり、東京文科アカデミー後武蔵野外語専門学校の理事長・校長を歴任する。日本美術会会員、日本民主主義文学会会員。2008年9月8日没す。享年92歳(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。