出版社内容情報
サブプライムローン危機の要点を平易に解説する書き下ろし。その本質にも迫り、「ルールある経済システム」構築への道を提示する。
目次
第1部 サブプライムローン危機とは何か(サブプライムローン危機とは;住宅バブルに先だつネットバブル;サブプライムローン危機の本質;アメリカをまねる日本)
第2部 カジノ資本主義の特徴(バブル経済のABC;一九二九年の「バブル」崩壊大恐慌;通貨システムの歴史をふりかえる;金融の肥大化と投機社会;ヘッジファンドと政府系ファンド)
第3部 ルールある経済システムの構築にむけて(ヨーロッパの経験に学ぶ;対米依存からの脱却;アジア共同体の構築)
著者等紹介
相沢幸悦[アイザワコウエツ]
1950年秋田県生まれ。1978年法政大学経済学部卒業、1986年慶應義塾大学大学院経済学研究科博士課程修了、(財)日本証券経済研究所主任研究員。長崎大学経済学部教授をへて現在、埼玉大学経済学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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手押し戦車
8
中央銀行はパーティが佳境に入った時にグラスを取り上げお客が酒を飲み過ぎて二日酔いで仕事にならない様に防止する。分かっちゃいつけどやめられないバブル景気。パーティの佳境に一緒に酒を飲みバブル崩壊危機という二日酔いに見舞われて日本は20年以上経つ。永遠に土地の価値が上がり貸付が無限に存在する略奪的貸付で返済出来ないと土地を取り上げると考えたが暴落した結果の20年酔い。パーティでお酒が入り気が大きくなり賭博の賭け金が大きくなりすぎて結果、一夜のパーティが終わりお酒が抜けた後、大きなショックを受ける。後の祭り2014/11/08