南風洋子―涙を真珠にかえて…

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  • サイズ B6判/ページ数 218,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784406050739
  • NDC分類 775.1
  • Cコード C0095

目次

1 出発(生きる知恵を語りついで;人を信じる、人を愛する)
2 戦争の傷あと(十五歳の終戦・引揚げ日記;ひとつの記録;美しさも醜さも、丸ごとが人間)
3 役者を生きる(声のダメ出し―宇野重吉師のこと;“お前、本当に芝居が好きか!”;「泰山木の木の下で」との出逢い;初演の稽古ノートから;わたしの古典;歳月;ゴッホの絵のタッチのように;“キミは倖せだよ”;珠玉のような人の情;引揚げ体験と「二人の長い影」;「人間嫌い」の「人間好き」)
4 縁(近すぎる思い出(山田太一)
可愛い親には旅をさせろ(やくみつる)
母のこと(若杉民)
わかれの言葉(米倉斉加年)
ありがとう―弔辞(樫山文枝)
戦後新劇の申し子(矢野誠一)
亡き友を悼む―(土井睦子)
南風洋子さんとの思い出―(小酒井美智子)
南風洋子さんの最後の舞台―(野末悦子))

著者等紹介

南風洋子[ミナカゼヨウコ]
1930年神戸市生まれ。女優。1949年宝塚歌劇団入団。1953年宝塚歌劇団退団。新東宝映画入社・デビュー。1959年劇団民藝入団、宇野重吉初演出「運命」が初舞台。「泰山木の木の下で」「奇蹟の人」「炎の人―ゴッホ小伝」など民藝の多くの代表作に出演する。その他、商業演劇、ミュージカル、テレビドラマ、映画など多数出演。2007年6・7月の山田太一作「林の中のナポリ」の主演が最後の舞台となる。8月19日没。受賞―1986年地人会「噂の二人」のマーサ役で紀伊國屋演劇賞個人賞、1996年東宝「新版香華」の太郎丸役で第21回菊田一夫演劇賞、1999年日本映画批評家大賞ゴールデングローリー賞、2006年劇団民藝「明石原人」の田近せき役で十三夜会賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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