内容説明
能力主義の囚人から教養の主人公へ。今を生きる若者を見つめた大学教育論。
目次
第1章 激変する学生像・大学像―自己肯定感と未来展望をもてない大学生
第2章 学生が学習意欲を感じるとき
第3章 青年・学生の自己形成を左右する社会・文化構造
第4章 自己形成論と教育論から見た「大学改革」政策の問題点
第5章 能力主義と学生の自己意識・学習観の動態―能力主義の呪縛と自己解放の過程を見つめる
第6章 学習共同体と生きる力をはぐくむ教養教育の創造
第7章 自我と教養と主権者への自己形成をめざして
著者等紹介
新村洋史[シンムラヒロシ]
1943年、静岡県清水市生まれ。中京女子大学教授(健康科学部栄養科学科)。担当科目は、日本国憲法、人間と法、法と社会、教育行政論、現代社会と子ども、学校制度・経営論。1969年早稲田大学大学院法律学研究科修士課程修了(労働法)。1980年東京大学大学院教育学研究科博士課程修了(教育行政学)。大学教育学会常任理事、東海高等教育研究所所長、教育科学研究会常任委員、日本科学者会議大学問題委員会委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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