目次
1 未知への旅に出よう!
2 地球内部の運動と構造
3 沈み込むプレートに乗って
4 上部マントルの物質学
5 横たわるプレート
6 下部マントルをゆく
7 中心核へ
8 上昇するプリューム
9 帰還
著者等紹介
入舩徹男[イリフネテツオ]
1954年、三重県出身。愛媛大学地球深部ダイナミクス研究センター教授・センター長。専門分野は地球内部物性、高圧地球科学。1978年京都大学理学部卒業、80年に名古屋大学大学院理学研究科博士前期課程、84年に北海道大学大学院理学研究科博士後期課程を修了。その後、オーストラリア国立大学地球科学研究所博士研究員、北海道大学理学部助手、愛媛大学理学部助教授などを歴任して現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Uzundk
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1864年の「地底旅行」から私達はどれだけ地底のこと、地球のことを知ったのだろうか? 19世紀当時地上から数kmですら不明で今でも厚さ30km(地球半径の0.5%)の外殻の先にさえ到達した人はいない。現代の新しい目(X線)と耳(地震波)で地殻の下にどんな宝石が隠れているかを示してくれる。 ドロドロのマグマでも、暗い岩の固まりでも無く。それはまさに地球の中は光り輝く宝石箱だったのだ。 あなたもそんなすてきな「地底旅行」はいかがだろうか?2014/02/27
abenatsu
0
地球の中のマントルは、若草色に輝く美しい宝石。こんなすてきな科学普及書はなかなか見つからないだろう。一読の価値あり。2005/11/15