内容説明
すばる望遠鏡の建設のようすを『少年少女新聞』に書いてきた「すばるレポート」に、その後のすばる望遠鏡の大活やくでわかってきた宇宙の最新レポートや、ハワイで暮らす観測所員の生活などを楽しくまとめた。
目次
序章 こびとたちの議論
第1章 みえてきたぞ、すばる望遠鏡による宇宙のすがた(宇宙のはては?この宇宙の最初の天体は?;さまざまな銀河たち;星たちの人生;太陽系内の散歩)
第2章 プロジェクト・すばる建設(大事な部品が太平洋のあっちとこっちで次つぎにつくられていく;全体のすがたがあらわれてきた;ハワイへ集結;動きだしたすばる;今のすばる望遠鏡)
著者等紹介
海部宣男[カイフノリオ]
天文学者。理学博士。1943年新潟県生まれ。野辺山宇宙電波観測所の建設、ハワイのすばる望遠鏡計画の責任者などを経て、2000年から国立天文台台長。日本学士院賞「星間物質の研究」(1997)、仁科記念賞「ミリ波天文学の開拓」(1987)
林左絵子[ハヤシサエコ]
天文学者、理学博士。1958年秋田県生まれ。イギリス・カナダ・オランダ連合天文台研究員、文部省国立天文台助手を経て、1998年にハワイに赴任。2001年から国立天文台ハワイ観測所助教授。専門は、星・惑星系形成過程の観測的研究、天文工学
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