内容説明
豊かな生命を育む土はみんなの宝物。土のしくみと進化、その現状を科学する。急速に進んでいる「病んだ土」を再生する方策、より高い次元での自然との共生を考える。
目次
序 土が危ない!
1 土と人間のかかわり
2 土のしくみと進化
3 土の「肥沃性」の鍵
4 「健康な土」と現代農業
終 土はみんなの宝物
著者等紹介
岩田進午[イワタシンゴ]
1930年東京都生まれ。東京大学農学部農業工学科卒。農林水産省農業技術研究所研究員、茨城大学農学部教授、(財)日本農業研究所研究員を歴任。日本土壌肥料学会賞、日本農業土木学会賞受賞
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感想・レビュー
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Hiroyuki Nakajima
1
この本は専門的な事を一般向けに書かれていて読みやすくて勉強になりました不耕起栽培が基本的な方法として位置付けられて居ますので、自分が目指す自然栽培とは異なりますが、水はけ水もちが良い「団粒構造」の土の組成からつくり方までわかりやすく書かれていますまた拝金主義的な風潮に乗って、目先の効率を重視して、自然を大切にせず化学肥料と農薬で土を傷めている現状を変えて行きたい著者の思いには、深く同感しました2011/10/09
よしえ
0
健康な土は、雑木林の土。死んだ土は、ミミズのいない土。農薬とか除草剤、科学肥料をたくさん使うと 土は死んでしまう。健康な土にするには堆肥などの有機物が必要。2011/08/26
みい⇔みさまる@この世の悪であれ
0
○…農法とか懐かしい記述がありました。土って大事なものです。2009/05/05