内容説明
子どもの非行をめぐる涙と感動の14話。嵐の季節をのりこえて見えてきた家族の絆。
目次
もうすぐ春ですね―「いらない存在」と感じていた少女
早咲きの桜―中学生の愛と性
夏の日の夕立―子どもの「非行」で強まった家族の絆
誰もいない海―誰にも話せない自分に悩んでリストカッ
嵐の季節―「よい子」の仮面を捨てるとき
「浮遊する性」―性を商品化する社会の中の少女たち
バラの花の贈り物―携帯のメールがつないだ母と子の絆
自分の花を咲かせたい―いまは「お水の世界」でも
幻想即興曲―夢までは捨てていなかった
「幸せ家族」の幻想―娘の「非行」が問う親と子のあり方〔ほか〕
著者等紹介
能重真作[ノウジュウシンサク]
1933年千葉生まれ。1955年東京学芸大学国語科卒。1955~88年中学校教師。現在、教育評論家、日本生活指導研究所所員、日本生活指導学会会員、NPO法人非行克服支援センター理事長、「非行」と向き合う親たちの会代表、不登校問題を考える東葛の会世話人、東京総合教育センター教育相談員
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