内容説明
「ブッシュ戦争」と戦後アメリカ帝国主義の歴史的特質の本格的分析。アメリカの政治制度・外交政策に内在する構造的欠陥にも分析のメスを入れ、戦後の世界史をゆがめた「核・軍事的帝国主義」の諸相―経済軍事化、ヒロシマ、軍事同盟網、国家テロなどを具体的事実にもとづいて論証する。
目次
「ブッシュ戦争」と「核・軍事的帝国主義」論(「悪の枢軸」論と「ブッシュ戦争」;「核・軍事的帝国主義」、ケナンのアメリカ外交論;アメリカ経済の「軍事化」;「核兵器帝国主義」、ヒロシマ・ナガサキ;軍事同盟体制と常時戦闘体制;ベトナム戦争と史上最初の化学兵器戦;「テロ国家」アメリカ;平和の国際秩序をめざして)
付論 同時テロ事件とブッシュ政権の世界戦略―そのユニラテラリズムと対アジア・対日政策
著者等紹介
上田耕一郎[ウエダコウイチロウ]
1927年生まれ。日本共産党中央委員会幹部会副委員長
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