七支刀の謎を解く―四世紀後半の百済と倭

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  • サイズ B6判/ページ数 206p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784406028257
  • NDC分類 210.3
  • Cコード C0021

内容説明

東アジア情勢と七支刀研究の新しい到達点から、その謎にせまり古代国家成立前夜の日朝関係をさぐる労作。

目次

序章 七支刀とその銘文にはどのような問題が含まれているのか
第1章 銘文の復元とその解釈
第2章 東アジア情勢からみた百済と倭との外交の始まり
第3章 「己巳年の史実」とは何か―神功紀四九年条の検討
第4章 古代東アジアでの誓盟の形式について
終章 七支刀の語るもの
付篇 「倭人伝」の習俗記事と社会構成

著者等紹介

吉田晶[ヨシダアキラ]
1925年兵庫県生まれ。1949年京都大学文学部卒。現在、岡山大学名誉教授。文学博士
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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月をみるもの

15
モノを徹底的に追求した https://bookmeter.com/books/1514486 とは相補的な文献学からのアプローチ。半島で複数の勢力がドンパチしてるこの頃、倭国側は完全に一枚岩になってたなんてことはありえない気がするんですが、どうなんでしょう? 200年後の磐井の乱で、ようやく統一できたって感じなんじゃないのかな。。日本書記つくった人たちの新羅嫌い、百済ラブ史観が、過去にも投影されてるんだよね。。2020/01/13

takao

0
百済と倭国の盟約を記念2016/09/07

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